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先日、シンガポールで働いている知人を電話で話す機会がありお互いの近況報告をしました。向こうはコロナの数が増えているみたいですが、一定の地域だけだそうで全体的には落ち着いてるそうです。

知人は某ホテルのレストランのシェフソムリエをしているのですが英語の語学力、欧米系のお客様に対する接客に関すること、就労ビザの事などなど非常に興味深い会話ができたなと思います。

 

日本人が海外で高級洋食レストランで働くということ


まず、僕ら日本人がアジアでフレンチ、イタリアンのファインダイニングで働く意味。シンガポールですから現地の人間で優秀なソムリエ、またはフランス人やイタリア人を雇った方がもちろんお店の雰囲気やイメージが変わります。

そこをあえて日本人のシェフソムリエを採用し、採用された側もレストラン運営側とお客様に求められているパフォーマンスをする。日本式の引くサービスだとどうしても欧米系のお客様には受け入れられにくかったとおっしゃっていました。

確かに東京のホテルに勤めていた頃、同じようなことを外国人の上司に散々言われた思い出があります。僕自身も海外でやってる時こちらから話しかけていった方がお客様と仲良くなれることが多かったですね。

英語力


結論としてはネイティブレベルで会話できるにこしたことはない。

なので昔はきちんと接客するために英語をきちんと話せなきゃいけないと思っていました。もちろん綺麗な発音、正しい文法で話せるに越したことはないですが、シンガポールでも香港でも日本人がペラペラ綺麗な英語話してたら、なんか日本人ぽくないからちょと嫌だ(笑)みたいなことを言われたこともあります。

以前、上司だったイギリス人も世界中の人間が英語が母国語ではないし国によって訛りというか癖もある。英語はビジネスをするためのコミュニケーションツールだと考えれば、僕らみたいに完璧に話せる必要はないし相手に伝えることを考えて話せば文法とかあまり気にしないで話してもいいと思うよと言われたことがあります。

もちろんラグジュアリーホテル、ファインダイニングになるとある程度きちんとした英語が求められるとは思いますが、まずコミュニケーションを取ろうとしてる姿勢を見せるか見せないかでまた、違うのかなぁと話をしていて思いました。

僕の知人は昔から英語が堪能だと思っているんですけど、本人曰くイントネーションなどがちょっと独特で聞き取りずらそうなことがあるといっていて、僕も少しずつでも修正していかなきゃなと思いました。

今後の自分


今は日本にいますし、海外からお客様が来店いただける状況ではないですが、地元のお客様、県外のお客様、海外のお客様。それぞれに対応できるサービス力をつけていかなければいけないなと改めて思いました。こんな時期だからこそ色々と見つめ直せることもあるなと。

まだまだ大変な状況は続いて行くかもしれないけど、引き続き頑張っていこうと思います!